ソメワケササクレヤモリの産卵

ソメワケササクレヤモリの産卵

9月ごろにまた入手していたソメワケササクレヤモリがめでたく産卵した。なぜか1個のみ。
見つけて回収は11/24/24.早速28Cプレートヒーターに置いた。

20241128084000

卵,ソメワケササクレヤモリ

 その後、発生していると思われる。

吾輩は、トカゲモドキを主として飼育している。
彼らが産む卵は、「皮製のような卵殻」を持っていて「こしはあるけれど、ふにゃふにゃ」だ。
それに比較して、ソメワケササクレヤモリ卵はニワトリのような硬い卵殻になっている。
これも産卵時はある程度可塑性のある状態で出現し、
空気中の炭酸ガスで炭酸カルシウムが強化され硬くなる、ようだ。

いつも革状卵殻を見慣れているので、硬い卵殻はとても安心するというか「いいなあー」とも思う。
このヤモリはマダガスカル周辺産なので、年中温める。
だから冬も栄養状態が良いと産卵する。
がんがん食べさせて「もっと産卵させたい」と思った次第。

ところで、学名は;Paroedura picta で英名多数。
知っているだけでも;;Panther Gecko, Ocelot gecko, Madagascar Ground Gecko, Painted Ground Gecko, Malagasy Fat-Tailed Gecko, & Big Head(ed) Gecko .
和名は、
Paroedura がササクレヤモリ一般、
picta で染め分けとなる。
また理研神戸センターでは、全ゲノム配列を決定した。
これは、「ヤモリ属」では世界初のようだ。
また、28C定温にして、コオロギ単食・カルシウムビタミン添加・で,
継代飼育可能と論文が出ている。
栄養状態がいいと、この環境で14日ごとに2卵ずつ産むとある。
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